『言』の記録 |
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小泉政権ができてすぐの2001年、改革をめぐるさまざまなフレーズで総理の人気は最高潮だった。
自民党の利権政治、古い体質を変えてゆくと言い切ったその姿勢に、本会議場で拍手さえおくってしまったことを正直に告白する。今は小泉流はほぼ解明され、私は特に解説する自信さえある。発足直後は騙されていたことになる。
ただ当初からキーパーソンとしての竹中平蔵氏の答弁に着目し、彼がハーバード大学で教鞭をとっていたこと、小泉総理がアメリカ重視の姿勢をとったこと、グローバル、市場という言葉を多用したことを考慮した結果、小泉政権がアメリカ社会の悪い部分を含め取り入れようとしていると思った。
その後、横路代議士の同じ趣旨の演説で意を強くし全道で「小泉・竹中ラインはアメリカ型社会に向かう」と演説した。「アメリカ経済は階層が分化されていて、資本・投資家、経営者・経営担当者、執行役員、ビジネスパーソン、派遣・パート勤務者、アルバイト、失業者。弱肉強食・企業間の激しい競争、企業の買収・合併。大金持ちになる大きなチャンスあり。」などなど。
最近のテレビ・新聞を見るとその片鱗が。そうですプロ野球の再編問題です。30代でプロ野球の球団を買おうという社長が出てきました。その反対に若者の雇用の問題やいわゆる「ニート」と呼ばれている問題は大変深刻です。努力した人が大きな富を得ることに異存はありませんが、働きたい人に仕事がないということは大変な問題です。
民主党ではアメリカ型一辺倒ではない、新たな雇用を生み出す政策を磨いています。経済効率も投資効果も市場原理も大切ですが、民主党は「優しい社会」を創るためにがんばってまいります。
(「民主党さっぽろ」2004年11月26日号から転載)